ケールや大麦若葉の青汁が人気

青汁のなかでもケールや大麦若葉が原料の商品は人気が高いです。ケール100%のキューサイ青汁をはじめ、テレビで人気の青汁三昧でもケールや大麦若葉が使用されています。


ケールや大麦若葉は栄養価の高い野菜

ケール」はヨーロッパの地中海近辺に自生しているキャベツによく似た植物で、たくさんの栄養素を豊富に含んでいます。ケールの種類にもたくさんありますが、日本では主に青汁の原料として農家で栽培されています。

ケールには食物繊維も多く含まれていますが、特にビタミンの含有量はほかの緑黄色野菜と比較しても多く、さらにカロチンや鉄分などのミネラルも豊富で「野菜の王様」とも呼ばれています。

ほかの原料の商品と比較すると、わりと濃い目の青汁が多いです。

ただ、原料としては多少苦味のある傾向があり、健康食品会社では主に抹茶やはちみつなどが加えられ飲みやすい工夫がなされています。

原料の野菜 種類 飲みやすさ 栄養価など
ケール キャベツに似た野菜 多少のクセ 野菜の王様とも
大麦若葉 大麦の穂がなる前の若葉 飲みやすい 麦芽はビールにも
明日葉 八丈島や伊豆大島産など 多少のクセ 茎などに黄色のカルコン成分

大麦若葉」の場合も、青汁の主原料として採用されるケースが多く、ほかの野菜と比較してもビタミンやミネラル、食物繊維がたくさん含まれています。

大麦は麦芽がビールの原料などにも使用されていますが、栽培できる環境が広く大量に栽培しやすい植物です。大麦若葉の場合は、ケールと比較すると味にクセがないのでわりと飲みやすい傾向があります。

穂がなる前の青々とした状態の大麦若葉はジュースも多く採取でき、青汁にするのに最適な栄養価の高い原料としてよく利用されています。